山の秋は深まり、冬支度ですか | 山里清流米のジャパンファーム | お米通販

山の秋は深まり、冬支度ですか カテゴリー :
こんにちは。

秋ですね。

DSC_2306P 外に出る時はクマ鈴を付けられているジャパンファームのごはんソムリエこと北本です。
秋の山は紅葉がキレイですが、今年は異常なほどにクマが出ています。

9月、稲刈りをしている田んぼから川を渡ってすぐの道路で通行人がクマに襲われて怪我をしました。

それからは目撃情報がそこら中で出るわ出るわ…。会社の裏でも2回社員が目撃!

田んぼに行くとあちこちにクマの形跡があります。

例えば、ほら。

山 木 まだ新しい引っ掻き傷。泥もまだ濡れている。

近くには柿の木。

柿 山 いくら山のどんぐりなどが凶作だった(らしい)とはいえ、山に自生する柿は例年通り、豊富にあるような気がします。柿ばっかり食べないのかもしれませんが。

これは一部で言われている通り、クマの個体自体が増えすぎているのと、人間を全く恐れていないから町にまで下りてくるのではないでしょうか。

イノシシもしかり。

猪 毎年電気柵で囲わなければいけない田んぼが増えて、田んぼに苗を植えても刈り取りまでかなり神経を使います。

労力も費用もかかります。

そしてこいつらの恐ろしい所は、その繁殖力。

年に2回、それぞれ3~6頭位産むという話を聞きます。

倍増どころでない、イノシシ算。

そんなに劇的に増えたら数年で環境は変わります。

また、雑食のこいつらは稲穂も食べてしまいます。

泥も大好きで、刈り取り間際の田んぼに入ってはゴロゴロ転げまわります。

匂いのキツイこいつらの寝ころんだ田んぼの米は半年育ててきたとしても諦めるしかありません。
山際に対策のフェンスを設置してありますが、簡単に飛び越え、時には穴を掘りやってきます。畦も、農道も、水路もブルドーザーのように壊します。

もちろん賛否両論あるでしょうが、最前線の現場としては、市などの自治体にまず野生動物の中でも人間に害する事があるものの個体数を減らす事を真剣に考えて頂きたい。

人口もどんどん減っている田舎のこの町では、このままじゃ耕作放棄地が増えていよいよどうにもいかなくなります。

私達農業法人でさえ、苗を植えてもイノシシから守りきれない田んぼは泣く泣く作るのを止めました。それも何枚もの田んぼを。
DSC_2301P
こんな現状は田舎ではかなり深刻な問題です。

猟に関する縛りももっと緩くしなければ大切な物も人も、守れなくなってしまうのではないでしょうか。

見回りを増やしても個体数は減りません。子供が考えてもわかることです。

時代に合った法やルールが必要です。もう今から真剣に考えてなくてはならない問題です。

2020年11月19日
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ごはんソムリエ 北本 政一郎 米職人 出島地平